実は、最近急に「国の住宅についての省エネ政策」に関して大きな進展がありました。
大きなポイントとしては、
2025年度以降「全ての新築住宅で省エネ基準の適合義務化」
することになりました。
背景には、世界各国に比較すると住宅の外皮性能が見劣りする現実があり、
遅くとも2030年には基準をZEH(ゼロエネルギーハウス)水準まで引き上げ、
日本の住宅の外皮性能を世界トップレベルとする計画です。
政策に呼応し、2023年4月からは「フラット35の省エネ技術的基準」が見直されます。
現行の「断熱等性能等級2相当」➡「断熱等性能等級4以上かつ一次エネルギー消費量等級4以上」となり、
実は2025年を待たずして省エネ基準に適合することが求められることになります。
最近コストアップで話題の住宅業界ですが、
来年は、さらに性能アップで住宅価格上昇は避けられそうにありません。