最近、全国の消費生活センターに、「高齢者の自宅の売却に関する相談」が多数寄せられているそうです。
悪質な業者は、長時間居座ったり、嘘の説明をしたりして、高齢者に契約させているようです。
消費者が自宅を不動産業者に売却した場合、クーリング・オフは出来ません。
内容を理解しないままで安易に契約をすると、住む場所を失ったり、
多大な違約金を支払ったりと今後の生活に大きな影響を及ぼします。
トラブルを防ぐためには、
「きっぱりと断る」
「わからないことは解決するまで契約しない」
「周りの信頼できる人に相談し1人で対応しない」
といった事を心掛ける必要があります。
そして、我々不動産業者側も、無理な勧誘・強引な契約・嘘の説明をしないことは当然の事ですが、
高齢者に対し理解できる丁寧な説明・本人のみならず家族の方にも契約内容をご納得いただけるように、
より丁寧な対応が求められる時代になっております。