アットホームラボ(株)による統計によると、
3年前(コロナ禍前)と比較して、
一都三県ではファミリ向け(50㎡~70㎡)物件の賃料が
10%以上上昇していると公表されました。
※東京14.2%、埼玉11.7%、千葉10.7%、神奈川10.4%
※2020年3月と2023年3月を比較。
全国的にもファミリー向け物件は8割のエリアで上昇傾向だということです。
主な要因は2つあると分析されていて、
①分譲マンション価格高騰により、新築を断念した層が中古へ流れたことで中古マンション価格が上昇。
結果、購入を見送り賃貸に流れる層が増え需要が高まっていること。
②コロナ禍で自宅で過ごす時間が増え、
快適さとともに「もう一部屋」を求める動きが広がり、
狭い物件からファミリー向け物件へと需要が変わったこと。
弊社においてもファミリー向け物件については、
5~10%程度賃料を上げて再募集するケースが多かったように思います。
それでも・・・良い物件はすぐに決まってしまう状況があり、
内覧する前に申し込みしないと契約できないような状況がずっと続いていました。
ただし最近では、内覧をしてから決められる程度には物件数が増えてきているように思います。
物件が増えてきたことでお引越しを検討するお客様の動きも増えてきているように感じます。
ただし、需要に対してミスマッチを感じるケースが多く、物価高騰を背景として
貸主と借主の溝がますます深まっているようにも感じられます。
お引越しの成功は「運」が大きいと感じるケースが最近多いなと感じます・・・
毎度、よい物件に巡り合う幸運を祈りながらお部屋をご紹介しております!